【 不登校の児童生徒等への支援の充実について 】
令和4年度の国立、公立、私立の小・中学校の不登校児童生徒数が約29万9千人(過去最多)、うち学校内外で相談を受けていない児童生徒数が約11万4千人(過去最多)、うち90日以上欠席している児童生徒数が約5万9千人(過去最多)と高水準で推移しており生徒指導上の喫緊の課題となっています。更に国立、公立、私立の高等学校においても不登校生徒数が約6万人、うち学校内外で相談を受けていない生徒数が約2万5千人、うち90日以上欠席している児童生徒数が約4千人となっております。
こうした状況において、文部科学省では本年10月17日に「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」を取りまとめ公表するとともに、政府としても11月2日に閣議決定した「デフレ完全脱却のための総合経済対策」において不登校児童生徒等の早期発見・早期支援や学びの継続のための取組の方向性を示し、こうした方向性が11月10日に閣議決定した令和5年度補正予算案に反映されたところですのでお知らせします。